「実家じまい」は「家を捨てる」ことじゃない。親と未来を守る「安心のバトンタッチ」
こんにちは。
空き家管理のプロハーツ浜松店です。
12月に入り、街もすっかり年末ムードですね。
この冬、久しぶりにご実家へ帰省されるという方も多いのではないでしょうか?
こたつに入ってミカンを食べながら、懐かしい話に花を咲かせる…。
そんな団らんの中で、ふと「あれ、実家ってこんなに寒かったっけ?」「物が増えて少し狭くなったかな?」と感じる瞬間があるかもしれません。
今回は、帰省シーズンだからこそ考えたい「実家じまい」や「家のこれからのこと」について、少しだけ未来に目を向けて、大切なご家族と家のために一緒に考えてみませんか?
最近よく聞く「実家じまい」。これって「家を捨てる」ってこと?
いいえ、そうではありません。「実家じまい」とは、家族が安心して暮らせるように、過去を整理し、未来の負担を減らす「前向きな準備」のことです。
「じまい」という言葉には、どうしても終わらせるような寂しい響きがありますが、本質は「安心のバトンタッチ」です。
具体的には以下の3つのステップが含まれます。
- 物の整理: 長年溜め込んだ不用品を減らし、生活動線を安全にする。
- 権利の整理: 相続登記や名義の確認を行い、トラブルを防ぐ。
- 家の行方の決定: 将来的に「誰が住むのか」「売るのか」「貸すのか」、それとも「管理していくのか」の方針を決める。
家を捨てるのではなく、ご両親が安全に暮らすため、そして将来お子さんたちが困らないようにするための「愛のある行動」なんです。
せっかくの正月休み、親と重い話はしたくないんですが…なぜ今が良いの?
家族全員が顔を合わせ、家の「現状」を共有できる数少ないチャンスだからです。
おっしゃる通り、お正月から暗い話はしたくありませんよね。
でも、だからこそ「明るい未来の話」として切り出すのがポイントです。
冬の帰省がベストな理由はここにあります。
- 直接家を確認: 冬の寒さや結露、積雪(地域によりますが)など、家が傷みやすい箇所の現状を直接目で見て確認できます。
- 家族が集まる: 電話やLINEでは伝わりにくいニュアンスも、兄弟姉妹や親御さんと膝を突き合わせることで、誤解なく話し合えます。
- 思い出の共有: 片付けといっても、「これ懐かしいね!」と思い出話をしながら進めることで、楽しいコミュニケーションになります。
「家をどうする!」といきなり詰め寄るのではなく、「最近、階段の上り下り辛くない?」「ここの隙間風、直した方が暖かく過ごせるんじゃない?」という、親御さんの体を気遣う言葉から始めてみてください。
まだ親も元気だし、すぐに売る決断はできません。でも放置も怖い…どうすれば?
白黒はっきりつけなくても大丈夫。「空き家管理」という「維持する」選択肢があります。
ここが一番の悩みどころですよね。「実家じまい=即売却」ではありません。
特に、親御さんが施設に入ったり、長期入院をされたりして家が留守がちになった時、すぐに手放す決断ができる人は稀です。
そんな時に役立つのが、私たちが提供しているような「空き家管理サービス」です。
- 家の健康維持: 定期的な通風・換気でカビや腐敗を防ぐ。
- 防犯・防災: ポストの整理や外観のチェックで「人が管理している」ことを示し、放火や不法侵入を防ぐ。
- ご近所トラブル防止: 庭木の越境や雑草の繁茂をチェックし、近隣クレームを防ぐ。
「今は決められないから、とりあえず良い状態でキープしておく」。
この「時間の猶予」を作ることが、心の余裕にも繋がります。
実家じまいは、家族の「これから」を紡ぐ時間
いかがでしたでしょうか?
帰省は、懐かしい実家が「これからも大好きな場所」であり続けるために、何ができるかを考える絶好の機会です。
急いで片付ける必要も、すぐに結論を出す必要もありません。
まずは、「いつまでもこの家を大切にしたいね」という想いを、ご家族で共有することから始めてみませんか?
もし、ご両親が不在がちになったり、将来的に管理が必要になった際は、私たちプロの手を頼ってください。家を守ることは、家族の思い出を守ることでもあります。
皆様が温かい年末年始を過ごせますように。
空き家管理プロハーツ浜松店では、お客様一人ひとりのニーズに合わせたサービスを提供しています。プロの技術と丁寧な作業で、サポートいたします。
まずは無料お見積りから、お気軽にご相談ください。
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